出典を確認
artible は出典のないファクトを掲載しません。クリックして公式を確認できます。
2021年の幕開けの展覧会として「兼先恵子 源氏を染める」展を開催します。兼先恵子(1951年生まれ)は池坊短期大学で染色作家の西嶋武司に型染を教わり、卒業後に公募展で作品の発表を始めました。76年から出品してきた日展で2008年に特選を獲得したのをはじめ、日本新工芸展で2015年に内閣総理大臣賞、京展で1985、87年に市長賞を受賞。2008年の京都工芸ビエンナーレでは「源氏物語」を主題とした特別記念テーマ部門で大賞に選ばれるなど、古希を迎えるこんにちまで第一線の染色作家として華々しい活躍を続けています。作品は、男女の手や女性の黒髪を大胆に配した象徴的な構図がまず注目されます。絡み合う手が激情を伝え、恋文を持つ手が心の揺らぎをうかがわせるなど、手の表情に託した心理表現は卓抜で、クローズアップされた一場面から展開していく物語を感じさせます。衣装を色彩豊かで文様もリアルに描くのに対して、手や顔の輪郭は個性を持たない線描とし、人の感情の普遍性を巧みに示します。型染の特徴である平面性と明快さを存分に生かした作品に、近年はステッチの刺繍も加え、表現の幅はさらに広がっています。ライフワークとして1998年から「源氏物語」を題材に連作を手掛けており、今回は上記の大賞受賞作や新作も含めて、15あまりの帖から想を得た作品を一堂に展示します。着物や屏風が、パネルや壁掛けが、光源氏と女性たちの愛と哀しみのエピソードを語りかけます。古典文学から人間の深奥に迫る兼先源氏の創作世界を、どうぞお楽しみください。

Nakagyō Ward, Japan
Somé Seiryukan
染・清流館(そめ・せいりゅうかん)は、京都市中京区にある染色をテーマにした染色専門美術館。ロウ染や絞り染などの染色芸術を展示する美術館で、世界初の染色に焦点を当てた専門美術館である。呉服の企画・製造・販売などを手がける大松株式会社(京都市中京区)が、「日本の染色アートを世界に向けて発信する」ことを目的として、2006年京都にオープンした。「染色のまち・京都」を拠点に活躍する作家100名の作品約500点を所蔵し、巨匠から新鋭まで様々な染色作家達の作品を展示している。1991年には、『第一回染・清流展/京都市美術館』が開催された。以後東京(目黒区美術館)で開催。
染・清流館 ・ 京都府京都市
Google マップで見る同じテーマ・芸術運動・時代を扱う他館の展覧会。
artible · AI オーディオガイド
artible が独自に制作する AI オーディオガイド。世界中の名画をテーマ別に、いつでも無料で。
染・清流館 の公式コンテンツではありません。
このページの情報は artible が独自に集約したものです。染・清流館 の公式サイトとは関係ありません。
ルーヴル美術館
〜 2016.1.25
ドラクロワ美術館で、ピカソがドラクロワに抱いた初期の関心を探る展覧会。ピカソ美術館からの貸与作品も展示。