

冨嶽三十六景 武州玉川
葛飾北斎SourceWikipedia
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この作品について
描かれているもの
葛飾北斎の『冨嶽三十六景』全46図の一つで、落款は「北斎為一筆」とされるが、改印が欠落している理由は意図的なものか失念によるものか判明していない。[1] 関東地方の一級河川である多摩川から望む富士山を描いており、中央に豊かな水量の川、その奥に霞を挟んで高くそびえる富士山が配置されている。[1] 画面には人家がなく閑散とした風景が広がり、土手で馬を引く男や、柴を積んだ船を操る船頭と乗員のみが描かれている。[1]
技法と様式
水面の波は線によって表現されているが、その一本一本の線はすべて異なる形になるよう描き分けられているのが本図の特徴である。[1] 川の手前側には「空摺」という技法が施されている。この技法は初摺またはそれに極めて近い作品にのみ見られる特徴で、後摺の作品では省略されている。[1]
制作
描かれた場所の詳細は不明だが、河村岷雪の『百富士』や斎藤月岑の『江戸名所図会』を根拠に、多摩川中流域の調布市近辺の渡船場を描いたものと推察されている。[1]
出典
- [1]Wikipedia
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