
Artist
Guercino
作品(1)
年表
1591
本名はジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエーリですが、斜視であったことから「やぶにらみ」を意味する「グエルチーノ」という愛称で呼ばれました。この身体的特徴が独自の光影表現に繋がったとも言われます。1
1607
独学に近い形で才能を開花させた彼は、ボローニャ派の巨匠ルドヴィコ・カラッチを師と仰ぎました。特にカラッチの祭壇画「ラ・カラッチーナ」を熱心に研究し、自身の初期スタイルの基礎を築き上げました。1
1618
代表作『アルカディアの牧人たち』において、「死は理想郷にも存在する」というラテン語の警句を絵画で初めて使用しました。この主題は後にプッサンら多くの画家に受け継がれる重要なテーマとなりました。1
1619
初期作品では、カラヴァッジョの作品を直接見る前であったにもかかわらず、強烈な明暗対比を用いた写実的なスタイルを確立しました。その力強い自然主義は、当時の教皇使節ら有力なパトロンを魅了しました。1
1621
1621年、同郷の教皇グレゴリウス15世の招きでローマへ赴きました。わずか2年の滞在でしたが、天井画『アウローラ』などの傑作を残し、ローマのバロック美術に多大な影響を与えました。1
1642
1666
生涯独身を通した彼は、画家として莫大な富を築きました。その几帳面な性格は、1629年以降の全注文を記録した「帳簿」からも伺えます。死後は、弟子であり甥でもあるジェンナーリ兄弟がその遺産を継承しました。1