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Victor Meirelles

Artist

Victor Meirelles

作品(2)

年表

1832

1832年、ブラジルのフロリアノーポリスに貧しい商人の子として誕生。幼少期から独学で絵を描き、10代でその才能を見出されると、14歳でリオデジャネイロの帝国美術アカデミーへの入学を許可されました。1

1852

アカデミーでは、デブレの弟子であるジョゼ・コレイア・デ・リマらに師事。1852年には歴史画『獄中の聖ヨハネ』で金メダルを獲得し、念願だったヨーロッパへの留学奨学金を勝ち取りました。1

1853

留学先のイタリアではニコラ・コンソーニに師事し、解剖学的な描写力を磨きました。また、フィレンツェでヴェロネーゼやティツィアーノの色彩に触れた経験が、後の壮大な歴史画のスタイルに大きな影響を与えました。1

1861

パリ滞在中に制作した代表作『ブラジル最初のミサ』は、ブラジル人アーティストとして初めてパリ・サロンへの入選を果たしました。この作品は、国家の起源を象徴する神聖なイメージとして今なお愛されています。1

帰国後は皇帝ペドロ2世の寵愛を受け、宮廷画家として活躍。皇帝が進める「視覚的な国家シンボルの創出」というプロジェクトの中心人物となり、ブラジルの歴史を彩る数々の大作を手掛けました。1

1862

帝国美術アカデミーの教授として、次世代の画家たちの育成に尽力しました。彼の厳格ながらも情熱的な指導は、ブラジルにおける近代美術の基礎を築く多くの才能を輩出することに繋がりました。1

1870

『グアララペスの戦い』や『リアシュエロの海戦』といった巨大な歴史画を制作。これらはブラジルの軍事的勝利と愛国心を鼓舞する作品であり、アカデミックな技法の極致として高く評価されました。1

1889

1889年の共和制への移行により、帝国政府と密接だった彼は不遇の時代を迎えます。かつての栄光は失われ、困窮の中で世間から忘れ去られながら、1903年にその生涯を閉じました。1

出典

  1. [1]en.wikipedia.org