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美術館展覧会
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Red and White Plum Blossoms

Ogata Kōrin
Date1715
SourceWikipedia
画像出典Wikimedia Commonsパブリックドメイン

この作品について

描かれているもの

美術館の庭園には、中国の詩人・林和靖の故事にちなんだ360本の梅が植えられています。屏風の世界を現実の風景として再現しようとする試みです。[1]

技法と様式

背景が本物の金箔か、あるいは金泥かという論争が長年続きましたが、2011年のX線分析により、ついに本物の金箔であることが科学的に証明されました。[1] 樹木の質感は、絵具が乾かないうちに別の色を垂らす「たらし込み」技法で描かれています。偶然が生む複雑な模様が、老木の力強さを表現しています。[1] 中央を流れる黒い川は、かつては輝く銀箔でした。最新の科学分析により、銀が硫化して黒変したことが判明し、制作当時の眩い姿が想像されています。[1]

背景と物語

NHK大河ドラマ『元禄繚乱』のオープニング映像では、この作品がCGアニメーションで動く姿が描かれ、伝統美と現代技術の融合として話題になりました。[1] 左右の屏風で署名が異なります。左には「法橋光琳」、右には「青々光琳」とあり、光琳が辿った波乱のキャリアと改名の歴史が刻まれています。[1] MOA美術館では、本物の梅が咲く時期に合わせて、毎年2月頃の1ヶ月間だけ公開されます。作品と現実の季節がリンクする、贅沢な鑑賞体験が提供されています。[1] 江戸時代の文献には一切記録がなく、弟子たちによる模写も存在しません。20世紀に再発見されるまで、約200年もの間、世に知られていなかった謎の傑作です。[1] 光琳が亡くなる直前の1714年から1715年頃に描かれた、まさに人生の集大成です。死の影を感じさせない、生命力に満ちたデザインが特徴です。[1] 1954年に津軽為信の子孫から購入されました。それ以前の伝来は不明ですが、大名家が秘蔵していたことが、この名品が今日まで守られた理由かもしれません。[1] 現代の再現実験では、銀箔が黒くなる過程で「青紫色」や「虹色」に輝く瞬間があることが分かりました。かつての川は、今より遥かに色彩豊かだった可能性があります。[1]

Images courtesy of partner museums. All artworks are in the public domain.