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美術館展覧会

Rinaldo and Armida in Her Garden

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Rinaldo and Armida in Her Garden — Giovanni Battista Tiepolo (Italian, 1696–1770)

見どころ

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解説の書き起こしと出典

事実に基づく記述には出典を明記しています。番号は下の一覧に対応します。

18世紀のヴェネツィアを代表する画家ティエポロは、光と色彩の詩人とも呼ばれます。この作品が描くのは、叙事詩「エルサレム解放」の名場面——魔女アルミーダと騎士リナルドの、甘く危うい愛の物語です。 アルミーダはもともとリナルドを亡き者にしようとしていましたが、その眠る姿に心を奪われ、かわりに彼を魔法の庭園へと連れ去りました。1 リナルドの表情には、魔法に捕らわれた者の恍惚と無防備さが滲んでいます。英雄でありながら、ここでは完全に女性の力に委ねられた存在として描かれています。 彼が手にする鏡は、自己認識と誘惑の象徴です。騎士の使命を忘れ、愛の幻影に溺れている状態を暗示しています。 壁越しに覗く兵士ウバルドの存在が、この場面に物語の緊張を与えます。彼はリナルドを現実へ連れ戻しに来た者——つまりこの甘美な時間の終わりを告げる存在です。1 鮮やかなオレンジ色のドレープは、ティエポロ特有の色彩の輝きを体現しています。官能と詩情が一体となった、ロココ絵画の真髄がここにあります。

出典1
  1. 1.ja.wikipedia.org本作は、アルミーダが眠るリナルドに恋をする場面や、後に彼に見捨てられる場面など、一連の物語の流れを構成する重要な一場面として位置づけられている。