Study for "The Martyrdom of Saint Sebastian" (for the Augustinian monastery at Diessen, Germany)
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見どころ
1分24秒
解説の書き起こしと出典
事実に基づく記述には出典を明記しています。番号は下の一覧に対応します。
ヴェネツィアが生んだ最後の巨匠、ティエポロ。1この絵は、ドイツ南部の教会に掲げられた祭壇画のための承認用スケッチです。2,3依頼主に構想を示すための一枚でありながら、その筆致は素早く確信に満ちています。4 画面の中心に立つのは聖セバスティアヌス。木に縛られ、矢で射られたキリスト教の殉教者です。5 縛り付けられた枯れ木は、彼の孤独な受難を静かに物語ります。 しかしその顔をよく見てください。苦悶ではなく、信仰の光が宿っています。殉教者が輝く光に溢れるこの表現は、献身の象徴です。6 黄金色の雲と天使が降り注ぐ天上の領域は、地上の苦しみと天の栄光を一枚の画面で結びつけるティエポロならではの構成です。 建築・彫刻・装飾を含む壮大なプログラムの一部として構想されたこの習作は7、完成作への確かな意志を今も伝えています。
出典(7)
- 1.Wikipedia — 18世紀のイタリアを代表する偉大な画家であり、ヴェネツィア共和国における美術絵画の伝統を締めくくる「最後の巨匠」と評されている。
- 2.The Cleveland Museum of Art — 本作は、最終的な制作を開始する前に承認を得るために提出された、ティエポロによる最初のデザインである。
- 3.The Cleveland Museum of Art — この作品は、ドイツ南部の教会に設置された祭壇画のための習作(スケッチ)である。
- 4.The Cleveland Museum of Art — 制作技法として、素早く確信に満ちた筆致が用いられているのが特徴である。
- 5.The Cleveland Museum of Art — 木に縛り付けられ、矢で射られたキリスト教の殉教者セバスティアヌスの姿が描かれている。
- 6.The Cleveland Museum of Art — 信仰への献身を象徴するために、殉教者が輝く光に溢れている様子が表現されている。
- 7.The Cleveland Museum of Art — 建築、絵画、彫刻、装飾的なスタッコ細工を含む、綿密に構成された装飾プログラムの一部をなしている。
