
Artist
Félix Resurrección Hidalgo
年表
1879
1855年マニラ生まれ。法学を志すも芸術に転じ、1879年にスペイン政府の奨学金を得てマドリードの王立サン・フェルナンド美術アカデミーへ留学。フィリピン近代美術の先駆者となりました。1
1884
1887
1887年の『アケロン川の舟』でマドリードの金メダル、1889年のパリ万博で銀メダルを受賞。ヨーロッパの主要な美術展で次々と入賞し、国際的な名声を確立しました。1
1895
人生の大部分をパリで過ごし、1895年にはシャンゼリゼのサロンに『エディプスとアンティゴネ』などを出品。洗練されたヨーロッパの画壇で、フィリピン人画家としての地位を築きました。1
1904
1904年のセントルイス万国博覧会では、全体的な参加に対して金メダルを授与されました。特に『バイオリニスト』は個別に金メダルを獲得し、晩年まで高い評価を維持しました。1
1909
1909年の『エトルタの断崖』に見られるように、晩年は風景画にも秀でていました。初期の風俗画から歴史画、肖像画、そして印象派の影響を感じさせる風景画へと表現を広げました。1
1913
1912年に30年ぶりにマニラへ帰郷しましたが、病床の母に会うため急ぎパリへ戻る途上、1913年にバルセロナで客死。遺体は故郷フィリピンに運ばれ、マニラ北墓地に埋葬されています。1
2019
2019年には作品『絵画(La Pintura)』が約7800万フィリピン・ペソで落札。没後100年以上を経てもなお、フィリピン美術史上最も価値が高く、重要な画家の一人として君臨しています。1