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用語集

用語集

ロコ
十八世紀ヨーロッパで好まれた、明るく軽やかで優美な装飾の様式。前の時代のバロックの躍動感をたもちながら、重さをほどいた表現で、ティエポロはその装飾画の頂点とされます。
バロック
十七世紀に栄えた、強い明暗と大きな身ぶりで人を圧倒する重々しい様式。ロココはこの躍動感を受けつぎ、より明るく軽やかにしたものです。
ヴェネツィア派
豊かな色彩を得意としたヴェネツィアの画家たちの伝統。ティントレットやヴェロネーゼが築き、ティエポロはその明るい色を受けついで十八世紀によみがえらせました。
フレスコ
漆喰がかわく前に手早く描く壁画の技法。乾くと色が壁と一体になります。広い面を短時間で仕上げるため、速く確かな筆さばきが求められます。
天井画
宮殿や聖堂の天井に描かれる大画面の絵。ティエポロが最も得意とし、見上げる人の頭上に空が広がるような幻視を生み出しました。
祭壇画
教会の祭壇のうしろに掲げるために描かれた絵。聖母子や聖人など信仰の主題を大画面であらわし、祈りの中心となりました。
テネブリスム
画面の大部分を暗がりでみたし、光の当たる部分を強く浮かびあがらせる表現。若い頃のティエポロもこの影響を受けていました。
新古典主義
十八世紀後半に広まった、古代を手本に簡素と厳格さをめざす様式。華やかな装飾を否定したため、ティエポロの評価は没後に急落しました。
スケルツィ
ティエポロが手がけた幻想的な連作版画。〈スケルツォ〉は遊び心をふくむ短い楽曲を指し、魔術師や哲学者が廃墟のあいだで占星術や骸骨を調べる、不思議な情景が描かれます。
ロザリオ
聖母マリアへの祈りを、玉を繰りながら決まった回数となえるための数珠。またその祈りそのもの。聖ドミニクスの修道会と深く結びつきます。

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