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1787年、フランス革命の二年前。新古典主義の旗手ジャック=ルイ・ダヴィッドは、古代ギリシャの哲学者の最期を描きました。1題材はプラトンの著作『パイドン』、ソクラテスが毒を飲んで死ぬ場面です。2 画面の中心に横たわるソクラテスをご覧ください。彼は逃亡の機会を断り、弟子たちへの最後の教えとして死を穏やかに受け入れています。3 その表情は驚くほど静かです。ソクラテスにとって死とは消滅ではなく、魂が別の領域へ移る変化に過ぎなかったからです。4 天を指す手は、死の瞬間まで弟子たちへ語りかけている証です。この劇的な身振りは詩人アンドレ・シェニエの影響とされています。5 抑制された画面の中で、毒杯を持つ男のローブだけが鮮やかな真紅に染まっています。色彩そのものが、死の接近を静かに告げているのです。6 ダヴィッドはここで英雄的な死の倫理を描きました。それはやがて革命期に描く殉教者たちの原型となっていきます。7
スワイプして、絵の見どころを一つずつ。8か所。

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