Kvennavatn
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見どころ
1分45秒
ニコライ・アストルップは、20世紀初頭のノルウェーで、故郷の自然と農村の暮らしを生涯かけて描き続けた画家です。パリで学んだ後、1902年に西ノルウェーの山間へ戻り、自ら農園を開墾しながら絵を描きました。この作品が描かれた1910年は、まさにその農村生活の只中にあった時期です。
画面手前を流れる急流に目を向けてください。水の勢いと岩の質感が、ノルウェーの山間に実際に立っているような感覚を呼び起こします。
中景の滝は、その水脈がどこから来るのかを自然に想像させます。
芝生屋根の小さな木造小屋は、ノルウェーの伝統的な建築様式そのものです。アストルップが伝統的な建築や工芸を深く重んじていたことと、静かに響き合う光景です。
赤い帽子をかぶった小さな子供の姿が、この風景に人の気配と温もりを添えています。
自然・建築・人が一つの画面に息づくこの作品は、アストルップが見つめた「生きられた風景」の記録です。
