Edge of the Woods Near L'Hermitage, Pontoise
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見どころ
1分23秒
解説の書き起こしと出典
事実に基づく記述には出典を明記しています。番号は下の一覧に対応します。
1879年、カミーユ・ピサロはひどい貧困のなかでこの大作を描き上げました。1同年開催された第4回印象派展に出品されたこの作品は、2彼が長年暮らしたエルミタージュ村の森の奥地を舞台にしています。3 頭上を覆う豊かな葉のキャノピーをご覧ください。ピサロはここに、規則的な対角線状の筆致を重ねています。4その効果を彼自身は「編み物」に例えました。5無数の純色が織り重なることで、光と影が震えるように共存する独自の質感が生まれています。6 森の奥へと続く光の小道は、画面に深みと静けさをもたらします。その先には、 木々の間にひっそりと白い壁の家々が見えます。田園の日常を主題に選び続けたピサロらしい、生活の気配です。7 貧困のただ中で、彼は光と労働が息づく場所を静かに、しかし革新的な筆で記録し続けました。
出典(7)
- 1.The Cleveland Museum of Art — ピサロはこの記念碑的な風景画を、ひどく貧しく、自身の絵を売ることに苦労していた時期に制作した。
- 2.The Cleveland Museum of Art — このキャンバス画は、1879年に開催された第4回印象派展に出品された。
- 3.The Cleveland Museum of Art — 描かれた場所はエルミタージュという村で、ピサロは1872年からこの場所に住んでいた。
- 4.The Cleveland Museum of Art — 筆致に関しては、規則的な対角線状のパターンで筆を動かす手法が採用されている。
- 5.The Cleveland Museum of Art — 規則的な筆致によって生み出された効果について、ピサロ自身は編み物に例えて表現した。
- 6.The Cleveland Museum of Art — ピサロはパレットに使用する色を純色に限定して、この作品を描き上げた。
- 7.Wikipedia — ポントワーズに住んでいた時期には、畑を耕す農民や市場の様子など、田園地帯のありふれた日常の姿を主題として数多くの作品を残した。
